何度も確認しないと不安。それ、OCDかもしれません。

みなさんは、強迫性障害(きょうはくせいしょうがい、: Obsessive–compulsive disorder , OCD) をご存知でしょうか。

たとえば、出かけた後に家の鍵を閉めたか不安になって、戻って確認すること。合理的では無いと分かっているのに、何回も手を洗わないと気が済まないなど。

やめたいと思っているのに、不安でたまらない。これが強迫性障害(OCD)です。

そんな自分も実はこの言葉を知ってから、もしかして自分もOCDかもしれないと思った一人です。車の鍵をしっかり閉めたかと不安になって、その不安から逃れるために実際に行って目でみないと安心できない。家中のチェックをして郵便物が無いかや安全な状態であるかを確認しなければ落ち着かない。そういったことに時間を多く使っていました。

病気とかではなく性格的なものだろうと、OCDを知る前は特に気にせずにいたのですが、同じような人っているのかなぁと検索してみた時にOCDを知りました。

OCDは病気。言われてみれば、この不安が無くなれば人生にどれだけゆとりをもてるだろうかと考えると、疑うこともありませんでした。

直す手段について調べてみると、精神科などに頼り薬の力を借りる手段もあるようですが、認知行動療法が一番効果が大きいと知りました。

精神科に行くことに抵抗のある自分は、何か参考になる本が無いかと調べました。下記の書籍を見つけました。

不安でたまらない人たちへ やっかいで病的な癖を治す 新装版 / 原タイトル:BRAIN LOCK[本/雑誌] / ジェフリー・M・シュウォーツ/著 吉田利子/訳
価格:2200円(税込、送料別) (2019/10/5時点)楽天で購入

内容としては、認知行動療法の手段とOCDの方々の事例、OCDの人の脳のエネルギー消費などから、なぜOCDは病気なのかがまとめられております。

私は、この本に出会えて本当に楽になりました。まず、自分の今のこの不安が病気なんだと知れたこと。同じような人がいるんだということを知れたこと。認知行動療法の手段を知れたこと。

やり方は本当に簡単です。もしちょっとOCDかもと思った人は、すこし参考にしてみてください。4段階に分かれていますので、それぞれどういった内容なのかを分けて説明いたします。

第一段階:ラベルの貼り替え

強迫行動や強迫衝動は、OCDの産物であると認識する。見分け方としては、”これってもしかしたらOCDかも?”と感じたことはOCDです。OCDでない事はOCDかもと思いません。

第二段階:原因の見直し

強迫行動や強迫衝動がしつこくて激しいのは、OCDによってひきおこされるからだと認識する。これは自分ではなく、病気だと考える。

第三段階:関心の移動

少なくとも数分間、関心の焦点を別の活動に移すことでOCDをかわす。なにか他の事をする。絶対に戦わない事、OCDと戦ってもかないません。また、OCDは戦えば戦うほど強くなります。どれだけ戦わず、かわせるか。これが非常に重要になってきます。

第四段階:価値の見直し

強迫行動や強迫衝動を額面どおりに受け取らない事。強迫行動や強迫衝動そのものには意味がない。第三段階でOCDをかわしていくと、気づくはずです。今までの強迫行動・強迫衝動は無くても何も起こらないと。この気づきが蓄積していくことでOCDは勢力を失い、不安の無い人生へと変えていってくれます。

自分がそうでしたが、OCDの人は何でも完璧にしないといけないと考える完璧主義者的な部分があると思います。簡単に言ってしまえば、もっと適当に生きていい。だけど、OCDの人がいきなり大雑把に考えるのって難しい。ただ、強迫行動・強迫衝動の数だけ、OCDは勢力を増してしまいます。

4段階での行動となってはいますが、結局はOCDっぽいと感じたら無視する。これだけです。辛いけど、無視するんです。それが病気を治すために必要なことだと強く思えばきっと私のように変われます。完璧じゃなくていいんです、合理的であればいいんです。本当にやりたい事を一杯やっていきましょう!

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